グラフ旭川

求人情報

[ グラフ旭川は毎月25日発行 ]

このサイトについて
サイト内検索 検索ガイド

今月のトピックス


[Monthly Topics]
旭山動物園に次ぐ観光の名所作りを目指し「石川啄木の歌碑を建てる会」が募金の呼びかけ
 近代歌壇に大きな影響を与えた石川啄木の没後100年を記念して、啄木の歌碑と像を建てて旭川の新たな観光名所にしようと昨年発足した『旭川に啄木の歌碑を建てる会』(相川正志会長)が、啄木の誕生日である4月13日に歌碑付き像の除幕式を予定している。
 像は旭川出身で現在東京で潟Aレグロ代表としてジブリ作品なども手掛けている造形作家、中村園さんが担当。他には類を見ない新しい感覚の夢のある啄木像が生まれそうだ。同会の活動の流れと、募金状況などを事務局長の石川千賀男さんに伺った。

啄木没後100年に
市民の手で歌碑と像を

 同会発足のきっかけとなったのは、一昨年に開催された東京旭川会の総会。旭川の出身者やゆかりのある人たちで組織されるこの会
の中で、旭山動物園に次ぐ観光のスポットを旭川に作り、旭川のイメージアップをという声が上がった。おりしも2012年は石川啄木の没後100年。啄木の代表作『一握の砂』の中には旭川に一泊した時の歌が4首詠まれている。国民詩人である啄木は全国に130以上の歌碑と像があり、北海道にも41基がある。4首の短歌を詠んだ旭川でも全国に知れ渡るような歌碑を建設して、観光の名所にしたいと旭川観光協会や旭川の経済団体、文化団体が中心となり、歌碑の建立に向けて運動が始まった。


【続きは本誌で】

[Monthly Topics]
特集 心に残る言葉
 人にはそれぞれ、人生の中で勇気づけられた言葉や、支えになった言葉、あるいは嬉しかった言葉などがあります。2月号の特集では旭川で活躍する20名の皆様に、これまでの人生の中での「心に残る言葉」を綴って頂きました。「絆」が求められている今こそ、言葉の持つ力を今一度、思い起こしたいものです……。


北海道立旭川美術館 館長
金丸 浩一さん

「可能性に生きる」

 私にも人生の節目節目に、時には励まされ時には慰められた言葉があっ
た。ほぼ四十年教育の仕事に携わってきたので、それらの多くは教育にか
かわっている。なかでも「可能性に生きる」は、妻同様人生の同伴者と言っ
てよい、大切な言葉である。
 教育大学三年生だった昭和四十二年。同じ学生寮に住む友人から分厚
い一冊の本を借り、むさぶるように読んだ記憶がある。その本のタイトルが
「可能性に生きる」。著者は斎藤喜博。当時全国的に知られた教育者で、
群馬県内の小学校長をされていた。
 本には、子供たちの無限の可能性を信じ、その意欲や能力を引き出し伸
ばしていく教師たちの授業の様子が、具体的に、生き生きと描かれていた。
子供たちと教師たちとの、まさに格闘の記録だった。子供の、教師自身の
可能性に挑む教育はすばらしい。そう思った。
 俺は教師になる。優れた教師になる。
 教育大学生には当たり前だった教師への道が、憧れの、希望の、決意の道に変わった。
「志を立てれば、事はもはや半ば達せられたと言ってよい」(松下幸之助)と言うが、「可能性に生きる」との出会いが私の立志である。
 ついに優れた教師にはなれなかったが、天職と信じて精進できたこの道に感謝している。

【続きは本誌で】

[Monthly Topics]
節分と厄祓い
 鬼はー外、福はー内。声高く豆をまき、家族そろって一年の無病息災を祈る伝統行事の節分。北海道では節分までに厄年の厄祓いを済ませるのが一般的で、節分祭を行う神社も多くあります。節分の意義をあらためて見直してみましょう。(写真提供・旭川神社)

節分とは?

 節分とは立春、立夏、立秋、立冬など各季節が始まる日の前日を指し、「季節を分ける」ことを意味します。特に日本では古来、農耕との関係もあって立春の前日の節分を重んじており、一般に「節分」と言えば春の節分を指すようになりました。立春を一年の始まりととらえれば、節分は大晦日に相当します。その後、平安時代に中国から伝わり宮中に取り入れられた大晦日の行事「追儺」(鬼やらい)が、節分に行なわれるようになり、その行事の一つ「豆打ち」が民間に広まりました。鬼は邪気や厄の象徴とされ、災害や病、飢饉など災いを祓い、新年の平穏が祈られたのです。

厄とは?

 私たちは日々、知らず知らず心身の穢れや、災いの原因となる罪・過ちを少しずつ積もらせています。穢れ=気枯れとされ、心身の気が枯れた状態だと罪を犯しやすく、災いを呼び込みやすいとされています。私たちの身の回りには日常的にも大なり小なり良くないことが起きますが、大きな災いが現れ、長びくことが厄と言われています。

【続きは本誌で】

[Monthly Topics]
林明輝写真展『四季の宝物』
林明輝写真展『四季の宝物』

と き:2月16日(木)〜3月14日(水)10:00〜17:30(最終日15:00まで)
ところ:東川町文化ギャラリー(東川町東町1丁目19−8)



 林明輝写真展『四季の宝物』が2月16日〜3月14日、東川町文化ギャラリー(東川町東町1丁目19−8)で開催される。
 日本写真家協会会員・日本自然科学写真協会評議員の林さんは1969年、横須賀市生まれ。03年12月、竃セ琳を設立以降、本格的な取材活動を始め、写真展『森の瞬間』を04年富士フォトサロン東京で、05年には韓国で開催。同時発売した同名の写真集(小学館)が、国際野生写真連盟主催のネイチャーフォト・ブックオブザイヤー2005を受賞。08年には15年の歳月を掛けて大雪山に通い撮影した作品を元に写真展『大きな自然・大雪山』を全国で開催した。
 長年、ハッセルブラッドやマミヤなど大・中判カメラを使用してきた林さんが、今回初めてデジタルカメラを使用。機材はキャノンEOS5DMarkUで、日本全国の自然風景を2年間かけて撮影した。

【続きは本誌で】

毎月25日発行 / 原稿締毎月10日
※当サイト内の掲載写真・記事の無断転載、無断複製を禁じます。
旭川市9条通9丁目2489-29 安田ビル3F
TEL:0166-25-5616 / FAX:0166-23-6500