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[Popular Serial]
思い出の中の写真シリーズ No.295 記憶の中の1ページ
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西 康子さん
ふたば税理士法人
税理士
税理士になって早いもので15年が過ぎました。よく「なぜ税理士になったの」と聞かれるのは、私のキャラクターからはギャップがあり不自然に映るせいでしょうか。
根底にあるのは母への想いかもしれません。病弱だった母は、職業婦人のような女性に憧れていたのかなと思います。子供の私に「将来何になるの?」ということをよく聞いていたので、特定の職業を持つものだという意識が植え付けられていたのかもしれません。
実家が商売をしていたこともあり、税理士事務所の方によく相談にのってもらっていたので、自分が税理士という職業につくことで、両親や、両親のような中小企業の経営者を助けられるかもしれないとも思っていました。
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旭川発 未来を担う企業
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鰍「ずみガーデン
旭川市東旭川町下兵村467番地
TEL 0166‐36‐1630
造園業者で国内初 モンゴルで緑化事業
今年6月、モンゴル・ウランバートルの
テレビ局UBSの取材班が寒冷地に適
した緑化技術などを紹介する番組制作
のため旭川を訪問した。この番組のきっ
かけとなり、メインで紹介されたのが、
鰍「ずみガーデン(和泉政義社長)だ。
同社は2年前からモンゴルに進出し、
造園・緑化事業に参入。昨年1月には
現地法人を日本の造園業者としては
初めて設立し、すでに2カ所で施工。
その後も人気観光地のレストランで
人工滝を備えた庭や、72ホールもの
パークゴルフ場の設計・施工・管理まで
注文や問合せが舞い込んでいるという。
旭川で培った寒冷地技術をもって
和泉社長は旭川で毎年合宿する大相撲・大島部屋の後援会役員を務めていたことから、元小結の旭鷲山(現モンゴル国会議員)と交友を深めてきた。10年前にモンゴルを訪問した際には、道路事情も街並みも整備されてなかったが3年前に再訪すると、街並みは一変。豊富な鉱物資源を求め世界各国から資本が流入し、鉱山開発が盛んになり経済は急速に発展。都市整備も進んでいく一方で、緑化事業はまだ少ない状態だった。
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あっこの議会 珍道中
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100回 ドイツのエネルギー革命に学ぼう!
久保 あつこ
旭川市議会議員
やきとり専門ぎんねこ店主
旭川女性プラン研究会代表
ウィメンズネット旭川運営委員
ドイツのエネルギー革命
ドイツのエネルギー政策の転換についての講演会
が札幌であったので参加してきました。日本のこれ
からのエネルギー政策を考える上で、とても参考に
なり、希望の持てる内容でしたのでご紹介したいと思います。
このセミナーでは、元ドイツ銀行金融アナリストでグリーンピース・ドイツのエネルギー部門長トーマス・ブリュアー氏から脱原発と自然エネルギーに関して特に経済的側面から様々なお話をお聞きすることができました。
日本に次ぐ世界第4位の経済大国ドイツは、なぜ脱原発へと舵を切ったのでしょうか。それは、「エネルギーを自国で賄う」ことでの安全保障、エネルギーコストの抑制、工業国ドイツの国際競争力強化、二酸化炭素排出量の削減目標の達成の4つの目的があったからだそうです。
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知りたい 聞きたい 法律Q&A
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32回 「親権」と「養育費」について
皆川弁護士の法律相談
旭川弁護士会所属弁護士 皆 川 岳 大
旭川総合法律事務所
旭川市3条通9丁目551-2(緑橋通)
TEL:0166-76-1087 FAX:0166-76-1187
Q 私は、松山市内に住んでいる28歳の男です。妻と結婚して6年になるのですが、このたび、離婚することに
なりました。私たち夫婦には、今年3歳になる一人息子がいることから、離婚するということになれば、
「親権」、「養育費」などいろいろ考えなければならないことがあります。
そこで、本来であれば、法律相談料を支払って弁護士に相談にいくのがよいのでしょうが、30分5000円もの
高い相談料を支払うのはもったいないので、「親権」と「養育費」のことについて、教えてください。
(Kさん・28歳 ニート)
A 今回は、離婚に伴う「親権」と「養育費」についてのご相談です。以前もこのテーマについてお話ししたことが
ありますが、多くの方が関心のあるテーマですので、もう一度ご説明いたします。
まず、「親権」とは、未成年の子を監護、教育し、その財産を管理するため父母に与えられた身分上及び
財産上の権利義務の総称です。この親権の内容は@身上監護権とA財産管理権の2つに大別されます。
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北の自然・人
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北の自然・人
第308回
大きな歴史の目で原発事故を (下)
大雪と石狩の自然を守る会
代表 寺 島 一 男
野発山を染め上げていた彩りが、一雨ごとに深い褐色の海に沈むようになった。いつになく暖かいと思っていた日射しも、季節の移ろいには逆らえないらしい。日本のどこよりも早く冬がやってくる北海道は、いやでも北の端を意識させられる。
ところがこの数年、極東ロシアに行くようになって、その意識がずいぶん変化した。北海道は、ここでは南の端だからである。日本の中で北海道を見ていると、いつの間にか極北との距離が消えてしまう。だが、訪れてみると日本列島をはるかに凌ぐ距離が横たわっていて、その広がりに改めて気がつくのだ。
世界地図を南北逆さまにすると、新鮮で驚くような発見をすることがままあるが、人間には時折その視点が必要なようだ。原発問題を考えるときもそうである。深刻な大事故に遭遇して脱原発が目指す課題とわかっても、現在から将来をみるベクトルでは、現在のなすべきことがよく見えてこない。ベクトルを逆さまにして、将来から現在を見ればその課題がはっきりする。
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北の essay -エッセイ-
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(211)
画家 吉田 一雄
― しかけ ―
少々の時間頂戴してよろしいでしょうか、ご注文の商品まちがいなく届いたでしょうか、荷台車の駐車はご迷惑にならなかったでしょうか… 社員のアイサツ、ことば使いはていねいでしたか。作業中の態度は、行動は。作業中のゴミやホコリまでの確認、終了後の点検、等々と続く。
四、五点の家具を届けるだけでここまで従業員を管理しなければならないのかと驚くばかりだ。会社にしてみれば客にたいしてのサービスと思っているだろうが、動く側にしてみればここまでチェックされていたのではたまったものではない。
女性従業員が何人か集まって客をよそにペチャクチャしゃべりたてていた世の中は遠い昔になってしまった。
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あさひかわ 不思議スポット
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郷土史研究家 千田 稔
〈第20話〉
幻の義経台 アイヌと一緒に住んでいた(旭川市宮下)
市内宮下通り6丁目角に小さな表示板がある「義経台跡」である。
英雄源義経が兄頼朝にうとまれ、奥州平泉で死なずに主従ともども北に逃れ、蝦夷地に渡ったという伝説がある。特に幕末のころ、アイヌの人々の間に広く伝わり、「義経はアイヌの始祖」となっていた。
全道各地に点在する義経伝説は百十箇所も点在する。そのひとつが現在の宮下通り4〜7丁目にあった義経台である。
当時、丘陵一帯は義経台と呼ばれ、その呼び名は明治以前よりアイヌや倭人たちによって呼ばれていた。ここはアイヌチャシ(砦)跡があって、アイヌの集会場であった。
明治26年、この丘陵に最初の上川神社が建立されたが、3年後に始まった鉄道工事で丘陵が崩され、「お宮の下を通る道」から宮下通りと名付けたまま、神社は移転していった。丘陵の北端に2年の歳月をかけて明治31年7月旭川駅が誕生、義経台は名も形も消えていった。
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市民の健康ガイド [癌の細胞免疫療法とは]
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医療法人社団慈成会 東旭川病院
旭川市東旭川北1条6丁目 TEL36−2240
理事長・院長 斉藤 孝成
【はじめに】
50年近く外科医として、癌治療に携わってきましたが、この間の癌治療の変遷には目を見張る思いです。最近、アメリカ合衆国FDA(食品薬品局)が前立腺癌に対する細胞免疫療法を認可しました。これをきっかけに細胞免疫療法の展開に一筋の光が見えてきました。今回はこの治療の大雑把な解説をします。
【そもそも癌とは】
私達の体は60兆個の細胞から成っていて、常に細胞が分裂と増殖を繰り返しています。遺伝子に何らかの異常が発生して突然変異が起こると細胞は死なずに止め処もなく分裂を繰り返します。この死なない細胞が癌細胞です。細胞に突然変異を起こさせる原因には、タバコや化学物質、自然界での放射線の曝露なども含めた多様な事象があります。癌細胞は健康な人の体でも1日5千個程度発生しますが、癌細胞が出来るたびに体の免疫細胞が攻撃して死滅させています。しかし、免疫システムを癌細胞がすり抜けてそのまま生き残ると、やがて癌へと姿を変えていきます。たった1つの癌細胞1個が2個、2個が4個、4個が8個といつまでも死なずに倍々ゲームのように増えていきます。検査で発見できる癌の一般的な大きさは約1cm、そこまで成長するには約10億個の細胞が必要で、細胞分裂の回数では30回に相当します。日本人の2人に1人が生涯に癌に罹り、3人に1人が癌で亡くなっています。癌に対する免疫の重要性をご理解頂けると思います。
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市民の健康ガイド [X線について]
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パワーズ歯科クリニック
旭川市永山11条4丁目 TEL47−3500
院長 木村 仁
東日本大震災により現在福島原発事故で、放射能漏れが懸念されています。患者さんの中には、医療で使用するレントゲン撮影の被曝量を心配される方も多いかと思います。私たちが使用している歯科のX線について正しい理解をしていただき、安心して治療を受けていただけるように、患者さんから比較的受けることの多い質問を取り上げてみました。
何回もレントゲン撮影をうけて大丈夫?
通常の歯のレントゲン撮影で受ける放射線の量は非常にわずかな量ですので、体の障害を心配する必要はありません。ヒトが自然界で1年間に受ける照射量は、おおよそ2.4mSVです。口の中にいれて撮影する小さい写真デンタル(約0.02mSV)、お口全体が撮影できる大きい写真パノラマ(約0.04mSV)は大きく下回る数値になっており、デンタルでは約1/100と極めて少なく、その安全性は極めて高いうえに、レントゲン写真から得られる情報は、より良い治療に不可欠といえます。
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不老不死? ―人類永遠の夢?―
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第8回 長根忠人
第二章 介護ロボット
(2)記憶
拓哉は書斎に行き、パソコンを立ち上げた。そしてAWと名をつけたフォルダを開き、ある資料を開いた。タイトルは、『人間の記憶によるコンピューター制御』というものだった。著者は青山繁、2020年に書かれた論文だった。彼は元クリーブラント大学脳生理工学の教授だった。
永瀬は以前より介護ロボットの制御に既存のシステムでは限界があると感じていた。彼はその解決方法として、人間の感情・記憶を利用出来ないかと考えていた。そして、母を介護するようになってその考えが更に強まっていた。介護には介護の技術も重要だが、人、特に認知症の症状が強い人を相手にするには、その人の知っている家族の助けが重要になってくる事を、身を持って経験していた。
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長根 忠人(ながね ただと)
医学博士。
旭川市内でサクラ咲くクリニックを開業。
09年に上梓した医療SFアクション小説『イプシスの刃』(文芸社)が好評発売中。
サクラ咲く ブログ( http://sakurasaku-c.sblo.jp)
ご意見・ご感想お待ちしております。
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