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[Popular Serial]
インタビュー マダムケロコの好きです旭川!! 街の魅力を探る…。
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高齢時代を迎え、介護や終末期の在り方を考えたり、話題にする人が多くなった。日本尊厳死協会北海道支部旭川地区「尊厳死を考える会」(柴田えみ子会長/会員80名)では、固く難しいイメージのある尊厳死をわかりやすく伝えようと、2年前よりお笑い寸劇『ぴんころ劇団』を立ち上げて、福祉施設や活動を知らせる講演会、地域の文化祭などで、尊厳死をテーマにした寸劇を上演し、各地で評判を集めている。10月7日の講演会での上演に向け練習中の同劇団をケロコさんが訪問。柴田会長から尊厳死の話を伺った。
死を語れる時代の到来は
いかに生きるかを問う時代
ケロコ 尊厳死という言葉は知っていますが、その定義といいますか、何が尊厳死なのかよくわからないのですが。
柴田 尊厳死という言葉事態がとても固いイメージですが、安楽死とは違い、治る見込みのない病気にかかり、死期が迫ったときに余分な延命治療をしないでおこうというのが尊厳死なんです。
ケロコ 死が前提にあって、治りはしないけど、心臓は動いているという時に、余計な力を借りずに自然の定めに従うということなんですね。
柴田 そうです。それに終末期の延命医療というのは結構苦しいものなんです。
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[ 平均年齢70代のお笑い寸劇『ぴんころ劇団』団員の皆さん。 ]
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[Popular Serial]
思い出の中の写真シリーズ NO.306 記憶の中の1ページ
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羽柴 多恵子さん
ウィメンズネット旭川 代表
一九九六年十一月「女性が真に生き生きと生きていける社会の実現」を目指し、性による差別をなくすために行動することを目的に設立した『ウィメンズネット旭川』。
同じ年の四月にはシェルタースタディツアーでサンフランシスコを訪れました。日本ではまだDV(ドメスティクバイオレンス)という言葉も認知されない社会背景がありました。当時のアメリカでのシェルター活動を学んだことは、それ以後のサポート活動の大きな後押しになりました。このツアーがわたしにとって『ウィメンズネット旭川』の誕生にかかわる最初の一ページになりました。
設立記念講演会には松井やよりさんをお迎えして「女(わたし)から女(わたし)たちへ〜新しい風をはらんであなたにつながる女のネットワーク〜」と題して講演いただきました。今は亡きやよりさんの赤いスーツ姿が、女性が仕事を持ち、男性社会の中で自分らしく生きるためのさまざまな葛藤の中で闘ってきた熱いメッセージと共に、鮮明に目に焼きついています。
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[ 1996.4 サンフランシスコ、シェルタースタディツアーに参加。 ]
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旭川発 未来を担う企業
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(株)加藤ラーメン
旭川市4条21丁目右6
TEL:0166−31−5221
伝統の旭川ラーメンをサハリンへ
豊富な資源エネルギーにより好調な経済発展を続けるロシア・サハリン。北海道との経済交流も進められ、昨年は初の北海道フェアも開催された。
今年8月24日から3日間、ユジノサハリンスク市の大型商業施設シティーモールで開かれた「北海道フェア2012」に、旭川の老舗製麺業者・(株)加藤ラーメン(加藤紀人社長)が製造した商品「日本一ラーメン」が販売された。
同社ラーメンの通信販売事業を行っている(株)高組の子会社、(株)プラスサポートが製造を依頼し札幌の輸出業者と提携して販売。高組は現在、サハリンへの建築資材輸出事業を進めているが、現地日本食レストランのラーメンの味がいまひとつなので、本物の味を提供することで富裕層向けのビジネスチャンスが生まれるのではと企画した。
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あっこの議会 珍道中
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111回 デザインで地域の活性化を!
久保 あつこ
旭川市議会議員
やきとり専門ぎんねこ店主/旭川女性プラン研究会代表/
ウィメンズネット旭川運営委員
デザインとは心に訴えること
先日、市内家具会社の社長さんから、自社が海外で発展した経緯とそれに果たしたデザインの役割について、お話を伺う機会がありました。
「会社がはじめてサンフランシスコに出店した時は泣かず飛ばずの営業成績だったが、ある時、ショールームの改築を新進気鋭の女性デザイナーに依頼したところ、とても居心地の良いすばらしいショールームが出来上がった。それから徐々に家具が売れはじめ、世界大手の銀行や当時発展途上だったアップル社からも注文が来るようになった。置いてある家具は変わらないのに、展示の空間と方法を変えたことで、こんな空間にこんな家具があった良いなとお客様に思ってもらえたのではないかと思う。デザインとは心に直接訴える技法、人の感情にアクセスしアピールすることで物が売れるのだということを改めて感じた。物がない時代は物があるだけで売れた。物があふれている今こそ、心に響くものづくり、デザインの力が求められている。」とお話されていました。
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知りたい 聞きたい 法律Q&A
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43回 会社が訴えられてしまったら…
皆川弁護士の法律相談
旭川弁護士会所属弁護士 皆 川 岳 大
旭川総合法律事務所
旭川市3条通9丁目551-2(緑橋通)
TEL:0166-76-1087 FAX:0166-76-1187
Q 私は、旭川市内で、会社を経営している者です。先日、突然、私の会社に旭川地方裁判所から封筒が届きました。その封筒を開封してみるとその中には、「訴状」というタイトルの文書が入っており、それとともに「被告」代表取締役である私に期日に裁判所に出頭するように書かれた連絡文書が入っていました。私の会社としては、今後、どのように対応すればよいのでしょうか。
(Mさん・35歳 会社経営者)
A 今回は、自分の会社が、紛争の相手方から民事裁判を起こされてしまい、裁判所から「訴状(そじょう)」が届いてしまったというご相談です。「訴状」が届いたということは、Mさんの会社が、民事紛争の相手方(原告)から民事裁判を起こされたことを意味します。
近時、私たちの住む旭川においても、弁護士に依頼して民事紛争の相手方を訴える、すなわち、民事裁判を起こす人が増えています。その理由としては、法律問題を扱ったバラエティー番組やドラマの影響に加えて、この地域でも弁護士が増加し、市民が弁護士にアクセスできる機会が増えたことが上げられます。
その結果、逆に、Mさんの会社さんのように、紛争の相手方から訴えられてしまう中小企業も増えているようです。
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北の自然・人
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第319回
常磐公園の緑から(その3)
大雪と石狩の自然を守る会
代表 寺 島 一 男
常磐公園を紹介する旭川市のホームページには、「都心のオアシスとして、市民に最も愛される公園の一つ…都心にある開拓時以来の木々に、いつでも触れることができることは大変価値あること」(旭川八景)と記されている。
常磐公園は、石狩川と旧牛朱別川の間にあった中島に新たに造成された公園だが、すべてが更地に設えられたわけではなかった。樹木などは、開設当時生育していたものがかなり計画的に利用されている。
「旭川市街の今昔」(旭川文庫4)に載せられている、明治四〇年代の常磐公園予定地の写真には、「ハルニレやヤチハンノキ、ドロ、カツラなどの広葉樹が繁る平坦な地域」だったと説明が付けられており、同掲の大正末期や昭和初期の千鳥ヶ池周辺の写真には、それらを推定させる樹木が背景として写されている。
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北の essay -エッセイ-
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(222)
画家 吉田 一雄
― 消える台所 ―
ゴミステーションは、街の暮し、年代の変化、大げさに言えばその地域の生活文化までが見えてくるようである。
黄色袋の日、緑色袋の日、料金のかからない袋(厚紙・紙ハコ等々)一週間多様化し幾多の方法が定められている。どんどんと高齢化する社会ではこの区別に対処していくのも大変になってきているようだ。
月曜日と木曜日は燃やせるゴミの日と定っているが、このごろはめっきり黄色袋の量が少なくなっているようだ。カラスでさえその置き場近くに集ってこない。台所から出るザッパ類がないから口バシも使ってビニール袋をヤブル行動などこのごろはみることができない。
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市民の健康ガイド [痛みのない消化器肛門病の検査・治療]
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医療法人社団 真佑会 旭川消化器肛門クリニック
旭川市末広東1条3丁目 TEL:54−1788
院長 井原 真都
・大腸がん
食生活の欧米化に伴い消化器肛門病とくに大腸がんや痔疾患が増えてきています。
大腸がんは早期発見され早期治療をすればほぼ100%治るので早い時期に見つける検査が重要です。
痛みなど侵襲のない便潜血検査は目に見えない出血を検出でき、症状のない早期大腸がんが見つかることも多い大切な検査です。2日間便を容器にとるだけの検査であり、40歳以上の方は大腸がん検診で行われますので是非受けることをお勧めします。もし陽性の結果が出れば大腸内視鏡検査が必要になりますが、最近は内視鏡の性能の向上や挿入手技の進歩により普通の方は短時間で済み、痛みも少なくなってきました。小さなポリープならば日帰りで内視鏡的にポリープの切除が可能です。検査の苦痛や時間は述者の経験に左右されますので、症例の多い施設での検査をお薦めします。ちなみに当院では年間1300例から1500例の大腸内視鏡検査を行っており、大腸がんは年間40例から50例見つかっています。
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市民の健康ガイド [性感染症の話]
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医療法人 恒貴会 東光やわらぎ泌尿器科
旭川市東光3条6丁目 TEL37−0300
理事長 恒川 琢司
人間の欲望の一つに性欲があります。この性欲により性行為が行われ、その結果人類が繁栄してきた反面、性感染症(性病)の蔓延に寄与してきたとも言えます。性感染症の原因菌はけっして生命力の強いものではありません。しかし、人類の旺盛な性欲に支えられ、有史以来死に絶えることなく脈々と生きながらえています。
以前、性病といわれる疾患は淋病、梅毒、軟性下疳、第四性病の4種類といわれましたが、最近は検査技術の進歩によりウイルス感染症などを含め多くの疾患が性感染症に位置づけられています。またその呼び名も、花柳病とも言われたように特定の場所で特定の男性に関わる疾患という色彩が強いものでした。しかし最近は性の自由化に伴い、特別な疾患からごく身近で一般的な疾患に、そしてその流行には男性よりむしろ若い女性が重要な役割を担う疾患に変貌しています。
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不老不死? ―人類永遠の夢?―
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第19回 長根忠人
第四章 スピリチュアル
(1)新しい健康の定義
1998年WHO(世界保健機関)の執行理事会において、「健康とは、肉体的、精神的、スピリチュアル及び社会的に完全に良好なダイナミックな状態であり、単に疾病または病弱の存在しないことではない」という定義が提案された。しかし、各国の考え方に開きが大きく、事務局長の預かりとなり結論は出ていなかった。しかし、このことがきっかけとなりスピリチュアルという事が注目されだした。
201X年、テレビがあるニュースを伝えていた。
「かねてよりWHO にて懸案となっていました、健康に関しての定義にスピリチュアルという事が盛り込まれる事に成りました。長い間各国での宗教観を含めた意見の調整が難航していましたがようやく決着が付きました。この問題に関して、厚生労働省は、コメントを発表しました」『このたび、わが国は、WHO の新しい健康の定義につき批准しました。今回新しく盛り込まれたスピリチュアル、魂あるいは霊性と言う事に関してわが国としての基準を作成して対応して行きたいと考えています』
「本日は、このコメント、特にスピリチュアルという点に関しましてお話を頂きたく、3人の方をお迎えしております」
MCの女性アナウンサーが3人を紹介した。日本医師会理事川村一郎、著名な宗教研究家の山辺層雲、スピリチュアルな作品で有名な井上恵子。
長根 忠人(ながね ただと)
医学博士。
旭川市内でサクラ咲くクリニックを開業。
09年に上梓した医療SFアクション小説『イプシスの刃』(文芸社)が好評発売中。
サクラ咲く ブログ( http://sakurasaku-c.sblo.jp)
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