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[Popular Serial]
思い出の中の写真シリーズ NO.310 記憶の中の1ページ
今泉 美幸さん

旭川青年大学事務局

 午後6時30分、緞帳が上がり大きな拍手の中、講師がステージへ。今月もまた無事に講座日が迎えられたと緊張のほぐれる一瞬、感動で毎回涙が流れる私の大切な時間です。
 30年前、旭川青年大学が開校するという新聞記事を目にして、友人と申込みをしたのが青年大学との繋がりです。その数年後、運営委員の仲間に入れて頂き、第11期から事務局のお手伝いを致しております。西田理事長を中心に35名の運営委員の結束力。それぞれの職場の理解のもとで、月一回の講座日に向けそれぞれの役割を担って活動がなされます。
 今年はどなたにお越し頂けるかと委員会で検討し、リストに上がった方々に交渉。スピードが要求されるIT時代に、いまだにアナログ人間の私は講師へのご依頼状から礼状まで、すべて手紙をお送りします。その分、お返事を頂いた時の喜びは言葉ではあらわすことが出来ない嬉しさです。

[ 北海道地域文化選奨受賞を記念して、平成21年2月23日に講師の小菅正夫さんと運営委員の皆さんと共に記念撮影。 ]

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[Popular Serial]
旭川発 未来を担う企業
西山坂田電気(株)
旭川市豊岡12条2丁目3−21
TEL:0166-32-7122

管内初のメガソーラー設置へ

 昨年7月、再生可能エネルギーの固定価格買取制度導入後、メガソーラー(大規模太陽光発電所)が北海道に集中。11月までに出力45万735kwの設備が認定され全国の約3分の1超を占め、その多くは日射量が多い道東、胆振地方に建設される。
 上川管内は降雪量から不利とされてきたが、旭川の総合電気設備業・西山坂田電気(株)(西山陽一社長)が今年から管内初となるメガソーラー発電事業へ参入する。
 旧北都商業高(神居町台場)グラウンド跡地約3万5千uに建設し、最大出力約1千kwを発電し北海道電力に売電する。事業計画は現制度の買取期間である20年。4月頃から着工し11月頃までには約4千枚ものソーラーパネルが設置され、12月から稼動・売電を開始する予定となっている。
[ 最大出力約1000kw、約4000枚ものソーラーパネルが設置される計画。(写真はイメージ) ]
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[Popular Serial]
あっこの議会 珍道中
115回 市民と議会の意見交換会

久保 あつこ

旭川市議会議員
やきとり専門ぎんねこ店主/旭川女性プラン研究会代表/
ウィメンズネット旭川運営委員

 駅前イオンの進出によって、買物公園の既存商店街の衰退や
駅前だけが賑い、北の方へ人が流れなくなることが大いに懸念
されることから、昨年10月に市と商工会議所は、JR北海道に対
してイオンモール建設計画について以下のことを要望しました。
「開発計画に関する情報提供及び地元関係者への説明」、「地
元商業者等の機能を補い、相乗効果が得られるような機能の
導入」、「地元商業者等との連携協力、買物公園の利便性向上
への貢献」、「社会貢献活動への参加や地域経済への貢献」の
4点です。これに対しJR北海道の答えは、「イオンとは正式契約
を結んでおらず、計画内容を具体的に示せない。地元商店街と
の連携協力などについては、今後イオンと協議する。」という素っ気ないものでしたが、市はそのまま引き下がるしか手はありませんでした。
 中心市街地の民間の土地に民間の事業者が行う経済活動に対して、行政が関与できる法的バックボーンはありません。旭川市の場合、唯一法的バックボーンと言えるのは、「中小企業振興基本条例」の中の第6条(大企業者の役割)「大企業者は、(中略)中小企業等との連携及び協力に努めるものとする。大企業者は、(中略)市が実施する中小企業の振興に関する施策に協力するよう努めるものとする。」だけです。
 そこで、もう一つの法的バックボーンとなる『商店街の活性化に関する条例』を大至急制定すべきと私は思います。

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[Popular Serial]
知りたい 聞きたい 法律Q&A
47回 住宅ローンのある持ち家を残したまま借金を整理する個人再生手続について

皆川弁護士の法律相談
旭川弁護士会所属弁護士 皆 川 岳 大

旭川総合法律事務所
旭川市3条通9丁目551-2(緑橋通)
TEL:0166-76-1087 FAX:0166-76-1187

Q 私には、現在、2000万円ほどの借金があります。そのうち1400万円は住宅ローンです。私には妻と2人の子供がいるため、できれば持ち家を手放したくありません。しかし、私の月収は40万円ほどで、借金が多すぎてどうにもならないのも事実です。インターネットで調べたところ、自己破産とは別に個人再生という方法があるみたいで、それだと持ち家を手放さなくてよいと書いてありました。「個人再生」について教えてください。
(旭川市・Kさん48歳・サラリーマン)

A 個人の方の債務(借金)を整理する方法には、大きく分けて@任意整理A自己破産B個人再生の3つの方法があります。今回は、その中の「個人再生」についてのご相談です。
個人再生手続とは、個人債務者について、将来の収入を弁済原資として債務の一部を弁済し、残額を免除する
方法により、経済的再生を簡易・迅速に図るための手続です。

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[Popular Serial]
北の自然・人
第323回

動き出した白水沢地熱開発(その1)

大雪と石狩の自然を守る会
代表 寺 島 一 男

 近年しばらくなかった大雪が、街のあちこちを埋めている。わが家も例外にあらず、隣家との境は屋根から落ちた雪がほどなく軒先に届きそうである。近くの共同ユニットも、行き場のない排雪が積み重なって、まるで巨大な氷山のようになっている。この事態、降雪量もさることながら、真冬日が連続する低温も災いしているようだ。降っても一向に解けないからである。
 振り返るとこの一年、旭川は気象台の記録を塗り替える異常気象が続いている。春、五月二日午前に開花したサクラが、午後には満開になって市民を驚かせた。一九五三年の観測開始以来初の珍現象。もちろん全国でも初めてのケースとなった。
 夏、気温はジリジリと上がり平均気温を一℃近く押し上げた。例年ならお盆が過ぎると急下降する気温が、一向にその気配を見せなかった。それどころか下旬になって、熱中症になる市民が出るほどの真夏日が続いた。
[ 初冬の黒岳(右)と桂月岳 ]

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[Popular Serial]
北の essay -エッセイ-
(226)

画家 吉田 一雄

― 冬のはじまり ―

 寒い冬のプレゼントのように、この季節になるとかならずやってくる。
 予告もなしに突然鼻の中がむずかゆくなって、つづけさまにくしゃみが出る。くしゃみの出方も普だんのように一回とか二回じゃなくてアッという間に、つづけさまに十数回以上連発するという激しさになってくる。こうなってくると「待っていました」というように、水のような鼻水がわき出てくる。ティッシュの一枚や二枚ではまにあわない。異常の発作にびっくりさせられる。あわててかぜ薬をのんでも急にとまらないのでやっかいな悩になってしまう。

[ 寒い冬 ]
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[Popular Serial]
市民の健康ガイド [緑内障について]
医療法人 山田眼科
旭川市豊岡4条3丁目 TEL:31−6222

理事長・院長 大谷地 裕明

<緑内障とは?>
 緑内障とは特徴的な視神経の変化と視野欠損を呈する進行性の病気で、かつては眼圧が高いことが原因と考えられていましたが、現在は眼圧が正常範囲でも緑内障(正常眼圧緑内障)に罹患している人も多いことが確認され視神経乳頭の脆弱性が原因と考えられています。

<緑内障の疫学>
 緑内障は成人日本人における視覚障害の原因の第1位(第2位は糖尿病網膜症)です。日本では、以前は40歳以上の人の30人に1人が罹患していると言われていましたが、2003年の調査では40歳以上の20人に1人が罹患しているという結果が報告されています。有病率は40歳で2%、70歳代では10%を超えます。現在治療中の患者さんは約30万人で潜在患者は400万人とも言われています。

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市民の健康ガイド [大切な歯を長く使うために]
すずき歯科クリニック
旭川市豊岡12条6丁目 TEL:33−5550

院長  鈴木 智晴

 昨年の「歯科における都市伝説」と題したQ&Aが好評だったと聞きましたので、今年もQ&A方式でお話しいたします。

Q ギネスブック公認。 世界で最も患者数の多い病気は?
A 歯周病です。ギネスブックに「世界で最も患者が多い病気は、歯肉炎などの歯周病である」と記されています。
  厚生労働省の調べ(平成23年「歯科疾患実態調査」より)では、日本人の成人約80%が歯周病にかかっていると
  のことです。歯を失う原因の第一位が歯周病です。自覚症状が少ないため気づかないまま悪化することが多く、
  最終的には歯が抜け落ちてしまいます。
  歯周病が全身の疾患に関係していることをご存知ですか?糖尿病や動脈硬化など、さまざまな病気とかかわって   いることが分かってきています。
Q 大切な歯を長く使うためにどうしたらよいですか?
A ホームケアとプロフェッショナルケアで歯と口の健康を一生守りましょう。
  歯と口の健康は体全体の健康と密接な関係にあります。自分だけでは限界があるケアも、歯科医院によるケアを
  プラスすれば、トラブルをしっかり予防することが出来ます。

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[Popular Serial]
不老不死? ―人類永遠の夢― 

第23回 長根忠人

第四章 スピリチュアル

(5)修行
 妙蓮舎での妙蓮との対面後、憑依体質と鑑定された井上恵子は翌日から修行をする事になった。
「恵子ちゃん、明日から此処で修行するよ」
妙蓮は笑いながら幼い恵子に優しく話しかけた。
「修行?」
恵子は何の事か分からず聞き返した。
「そう、怖い事が起こらないように勉強するの」
「勉強したら、怖い事が起きないの?」
恵子は恐る恐る聞き返した。
「そうね。恵子ちゃんがいっぱい頑張ったら、怖い事は起こらないわ」
妙蓮は温かい眼差しで恵子を見詰めて言った。
「うん。恵子頑張る!」
恵子は力強く答えた。
「恵子…、あなた、本当に…。妙蓮様お願いします」
母親の範子は不安な気持ちを押し殺して、妙蓮に恵子の事を託した。
 翌日、恵子は妙蓮舎の一部屋をあてがわれて、修行を始めた。
「かんじざいぼさつ……」
朝4時から恵子の修行は始まった。まず般若心経の読経から始まり、部屋の掃除、廊下の雑巾掛け。先輩修行者の給仕をさせられた。朝食後、般若心経を写経し、10分ほど休憩し、妙蓮舎の奥にある滝に打たれる、滝行をさせられた。幼い恵子には過酷な修行だった。
「恵子!これを乗り切らないと怖い事から逃れられないぞ!」
妙蓮は幼い恵子には過酷と思われる修行を行わせた。


長根 忠人(ながね ただと)
医学博士。
旭川市内でサクラ咲くクリニックを開業。
09年に上梓した医療SFアクション小説『イプシスの刃』(文芸社)が好評発売中。
サクラ咲く ブログ( http://sakurasaku-c.sblo.jp)
ご意見・ご感想お待ちしております。

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