-好評連載

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思い出の中の写真シリーズ NO.318　記憶の中の１ページ

川村聡恵さん

地域活動支援センター
旭川フレンドハウス
施設長

　私の勤めるセンターは、精神障害者・回復者の通所施設で、地域の方があたたかく見守って、フリーマーケット事業などにも一緒に参加して下さる。私達のセンターは、とても恵まれた素晴らしい環境にあります。
　私がこの仕事に就いたのは、一三年前。介護ヘルパー研修で、精神障害の勉強は必要だとアドバイスされ精神保健ボランティア講座を受講し、そこでお世話になった見学先『ななかまど共同作業所』（現、ピア・ななかまど）の所長さんの紹介で働かせて戴く事になりました。

[ 皆様のご好意の品をフリーマーケット出店に向けて整理。嬉しい時間です!! ]

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旭川発未来を担う企業

㈱石山工務店

旭川市東4条8丁目１-15
TEL0166－22－1480
http://www.1480.jp/

信頼と実績の地域密着型ホームビルダー

　旭川で創業して約半世紀、施工実績4年連続旭川エリアＮＯ１の㈱石山工務店（石山実社長）。昨年9月に新社屋に移転し、「住まいの総合館」として新たなスタートを切って１周年を迎える。
　1Ｆに開店したインテリア雑貨ショップ「Ｌ　ｒｏｏｍ（エルム）」には暮らしを彩るおしゃれアイテムがたっぷりで、今後は素敵な家具も取り揃える予定。館内には子どもたちが楽しく遊べるキッズルームもあり、週末には建築中の方はもとより、多くのお客様で賑わっているという。正面カウンターにはコンシェルジュを配置し担当部門へのご案内やドリンクサービス、飛び込みのお客様のご要望にも対応し、顧客満足度を高めている。
　本社事務所がある2Ｆのフリースペースでは、ネイルやヨガ、料理などカルチャースクールも実施。今後は広く一般のお客様にもレンタルスペースとして貸し出していく。
　石山社長は「お世話になった多くのＯＢと新規のお客様が来店しやすくなりました。これからも旭川に根差して、地域の皆さんが集える場になれれば」と話す。

[ １周年を迎える石山工務店の新社屋。 ]

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あっこの議会　珍道中

123回　「活かせ！女子力！」

久保　あつこ

旭川市議会議員
やきとり専門ぎんねこ店主/旭川女性プラン研究会代表/
ウィメンズネット旭川運営委員

40年前、女性の定年は30歳!?

　日経ウーマンオンラインの「働く女性の40年史～1969－2009働く女性はこう進化した」によると、1969年（昭和44年）当時は、「女性の定年は30歳」「結婚が理由で解雇される」ことは当たり前の労働慣行だったそうです。
　その頃の日本は戦後の経済復興が完了し、「いざなぎ景気」で社会全体が豊かさを実感していたころでしたが、働く女性の多くは、女性であるが故の不当な差別を受けていました。
　思い起こせば、昭和46年に旭川の高校を卒業した私の目の前に広がっていた世界は、丸井デパートか旭川信金へのいわゆる「腰かけ就職」の道ぐらいでした。キャリアウーマンなどという言葉も身近なモデルもなく、職業婦人のイメージはお堅い人、結婚できないオールドミス（なんてひどい言い方なんでしょう！）という、結婚以外は夢も希望も持てない将来でした。
　目の前に広がるそんな世界に反発して、将来の展望など全くないまま、ただただ旭川から離れるために東京の大学に行く道を私は選びました。

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知りたい聞きたい　法律Q&A

55回　労働審判について

皆川弁護士の法律相談
旭川弁護士会所属弁護士　皆川岳大

旭川総合法律事務所
旭川市3条通9丁目551-2（緑橋通）
TEL：0166-76-1087　FAX：0166-76-1187

Ｑ　私は小さな会社を経営しています。数か月前に懲戒解雇した従業員が、解雇が無効であるとして労働審判を申し立ててきました。初めてのことで戸惑っているのですが、労働審判という制度について教えてください。
（会社経営者、Ｄさん）

Ａ　今回は労働審判制度についてのご相談です。
労働審判制度とは
　労働審判官（裁判官）と労働関係の専門家である労働審判員2名で組織された労働審判委員会が、個別労働紛争を、3回以内の期日で審理し、適宜調停を試み、調停がまとまらなければ、事案の実情に応じた柔軟な解決を図るための判断（労働審判）を行うという紛争解決制度です。労働審判に対する異議申立てがあれば、訴訟に移行します。

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北の自然・人

第331回

改めて都市の緑を（上）

大雪と石狩の自然を守る会
代表　寺　島　一　男

　市民の耳目を集めた常磐公園改修事業基本計画問題が、一つの転機を迎えようとている。この計画の河川空間エリアを検討していた河川空間検討懇談会が、全五回の会議を終え（五月八日）、この問題の焦点だった堤防の緩傾斜を「物理的なバリアを少しでも解消し、堤防強化に繋がる」として承認したからである。
　旭川市はこの結果を、河川空間を除くエリアを検討した基本計画検討懇談会に報告（六月六日）するとともに、最終案を公表して市民説明会（平成二五年一月二五日）とパブリックコメント（一月二八日～二月二八日）を実施した。そして七月、最終案を盛り込んだ常磐公園改修事業基本計画を策定した。
　今後、これに基づいて、堤防の緩傾斜化工事が平成二六年一〇月から始まり、工事が終了する平成二七年春には、その堤防上に樹木の植栽をすることになっている。また、今年一〇月から工事の始まる直前までの一年間、常磐公園の自然環境調査（生態系調査）が実施される。
　常磐公園改修事業基本計画の検討は、平成二三年七月に始まった。当初の予定では年度内に終了する予定だったが、基本計画検討懇談会における議論が長引き、市民の関心も高まるなかで、策定までに二年余を費やすことになった。だが、それでも積み残した課題がある上、計画策定後も市民の関心は高く、新たに生態系調査も始まることから、この問題はいましばらく続きそうである。

[ 巨木が残る常磐公園。今後の管理と更新が問われている]

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北の　ｅｓｓａｙ　-エッセイ-

（234）

画家　吉田　一雄

――スイカ――

　まだまだ旭川の風景は美しい。大都会のようなフンイキは全くない。金星ばし通りから見える大雪連峰の美しさ、その日、その日によって鮮やかな姿を見せてくれる。空気が澄み青空が清々の広がりを見せる間などは最高の気分にさせてくれる。
　車で30分程走ると東川の街にでる。好みの街で月に一、二回散策気分で訪れる。「道の駅」に寄りなんの目的もなく農作物を眺めたりアイスクリームを口にしながら、訪れる人々の動きを見るのもたのしいものだ。農家の茶の間を改造したソバや、一流のトーフ屋、素朴ながら時代にマッチしたレストランなどが立ち並ぶ。ゴミゴミした街の中より素朴なふんいきの中でのコーヒーや食事はなんとも言えないいやしの場である。

[ スイカ ]

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北海道　不思議スポット

第10話

　神秘の天流沼沼をいじると雨が降る（美深町）

　　美深市街地から東におよそ30kmにあるのが松山湿原。松山（標高７９８ｍ）の８合目にある駐車場横に時を忘れるような太古からの姿をそのままな神秘の天流沼がある。当初は「１町沼」と呼ばれていたが、「天竜沼」と改称され、次のような言い伝えが残っている。

　（その１）明治の末期、大勢の砂金堀りがやってきた。松山湿原奥の仁宇布駅逓にそのひとりが宿泊、沼付近でビール瓶１本程度の砂金を掘り当てた。喜びいさんで宿舎に帰ったとたん、急に体調を崩し病に陥ってしまった。当時は医者のいない現地では周囲の人々も困り果てた結果、「原因は砂金にある」との結論に達した。その旅人は掘った砂金を掘り出した元の場所に巨木の根元に埋め戻したところ、病が治ったという。しかしこの砂金はいまだに誰も発見していない。

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市民の健康ガイド　[糖尿病最新治療インクレチン関連薬について]

さかじり内科医院
旭川市豊岡6条4丁目　TEL32－3461
理事長　山縣一夫

【インクレチン関連薬の特徴】

　インクレチン関連薬が登場して３年が経過します。経口剤（飲み薬）としてＤＰＰ－４阻害剤と注射薬としてＧＬＰ－１受容体作動薬があります。これらの薬剤は血糖値が高くなると、膵臓からのインスリン分泌を促進、血糖値が下がるとインスリン分泌を抑制し、血糖依存性に作用します。低血糖も起こしにくいとう今までにない薬剤です。糖尿病の方では血糖値を上昇させてしまうグルカゴンというホルモンが高い状態にあることがわかっており、この薬剤はこのグルカゴンの分泌を抑えることによっても血糖値を低下させます。また、血糖値を調節するだけではなく、動脈硬化を抑制したり、動物実験の結果から膵臓のインスリン分泌を回復させる可能性も報告されています。注射薬であるＧＬＰ－１受容体作動薬は食欲中枢に作用して食欲を抑えたり、胃の排泄運動も抑制しますので、体重を減少させることができます。

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市民の健康ガイド　[歯科における先進医療]

山田歯科医院
旭川市１条８丁目旭川１条ビル６Ｆ TEL25－２２２５
院長　山田雅昭

　今回は歯科と先進医療についてのお話です！

先進医療とは？

　先進医療とは、新しい医療技術の出現・患者ニーズの多様化等に対応するために、健康保険の診療で認められている一般の医療の水準を超えた最新の先進技術として、厚生労働大臣から承認された医療行為のことを言います。
　平成18年10月の健康保険法等の改正により、従来の高度先進医療と先進医療が統合されて新制度の『先進医療』に再編されました。よって、新制度の先進医療の範囲の方が広くなり、平成25年5月１日現在で全107種類、７36件の先進医療当該技術の施設が設定されています（第３項先進医療）先進医療Ｂ（技術を除く）。

歯科における、先進医療は現在５個あります。

　まず、一般の医療の水準を超えた最新の先進技術が指定され、その費用が保険外で、まわりの治療が保険を利用出来る制度です。（治療出来る施設は限られます）
　これを通じて、広く一般に技術が獲得・普及したら、全面的に保険導入となります。
歯科では、
１）Ｘ線ＣＴ画像診断に基づく手術用顕微鏡を用いた歯根端切除手術
２）歯周外科治療におけるバイオ・リジェネレーション法
３）歯科用ＣＡＤ・ＣＡＭシステムを用いたハイブリッドレジンによる歯冠補綴
４）有床義歯補綴治療における総合的咬合・咀嚼機能検査
５）金属代替材料としてグラスファイバーで補強された高強度のコンポジットレジンを用いた三ユニットブリッジ治療

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不老不死？ ―人類永遠の夢―　

第31回　

第四章　スピリチュアル

（13）秘密の場所
「よし！出かけるぞ！」
三浦義人の元気な掛け声で、井上恵子と川崎沙紀は、
「おばあちゃん、行ってきます！」
と祖母の三浦綾乃に声を掛けて出かけた。
「今日は海が荒れそうだから、気を付けるんだよ！」
祖母の綾乃は、何か言い知れぬ胸騒ぎを感じて注意した。
「うん！大丈夫！ばあちゃん、心配しないで」
義人は元気に答えて、恵子と沙紀に、
「もたもたしない！おいてくぞ！」
と出かけるのを急がせた。
「待って！」
2人は同時に答えて、慌てて義人の後を追った。
義人は気持ちが急くのか、何時も以上に早足で進んでいた。
沙紀も行き先が分かるのか、義人に遅れずに海へと続く
坂道を降りていった。
「義人君、待ってー！」
恵子は2人に少し遅れながらも付いて行く。もう少しで何時も
の海岸へ辿り着く所で、
「こっちだ！」
義人が後ろを振り向き、二人に声を掛けた。
「やっぱり…、行くのね！」
沙紀が神妙な顔で義人に尋ねた。
「うん！今日はどうしても行かないとダメなんだ…」
「そう…」
義人と沙紀が話していると、
「追いついた、はあ、はあ。何処へ行くの？」
2人に追いついた恵子が息を切らしながら尋ねた。

長根忠人(ながね　ただと)
医学博士。
旭川市内でサクラ咲くクリニックを開業。
09年に上梓した医療ＳＦアクション小説『イプシスの刃』（文芸社）が好評発売中。
サクラ咲くブログ（ http://sakurasaku-c.sblo.jp）
ご意見・ご感想お待ちしております。

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