グラフ旭川

求人情報

[ グラフ旭川は毎月25日発行 ]

このサイトについて
サイト内検索 検索ガイド


[Popular Serial]
思い出の中の写真シリーズ NO.320 記憶の中の1ページ
鈴木 美千代さん

ウォーキングスタイリスト
インテスタージュセラピスト
ボディメイクインストラクター
ジャズダンススクール‘m’主宰

「歩く姿」からは健康状態や心の中等の様々な事柄が読み取れると確信しています。
 幼少期、早朝から父と二人でランニングした公園
……体で表現することの楽しさを感じ始めたのはこの頃からでしょうか。現在はウォーキングスタイリスト、インテスタージュセラピスト(腸セラピー)、Jrジャズダンススクール’m‘、主宰として活動させて頂いています。
 実家は創業52年になる「七福ビル鈴木商店」、商人の娘に生まれ、沢山の皆様の人情に触れ育ってきた環境が現在の私にとって、大きな影響をもたらしてくれています。
 OL時代を経て家業を手伝いながらジャズダンスに出会い、同時期旭川で初の女子アイスホッケーチーム「エンジェルス」の初代主将も務めさせて頂きました。ジャズのインストラクターを取得し、フラダンス、ハワイアンを学び、デューク更家式ウォーキングに出会います。

[ ウォーキングの師デューク更家氏と両親と共に。 ]

【続きは本誌で】

[Popular Serial]
旭川発 未来を担う企業

潟Nリエイター

旭川市新星町5丁目1−13
TEL0166−21−3300

環境にやさしい汚水処理で国内外へ
“ジャスト・イン システムは地球の未来を考える”

 日本は現在、東南アジアから大量にエビを輸入している。年間消費量20万〜25万トンのうち9割が輸入品でその5割以上が東南アジアだという。
 今夏、ベトナムのエビ養殖業大手の社長らが旭川の潟Nリエイター(小谷勝三会長)を訪れた。同社の汚濁水処理製品、ジャストイン汚濁処理システムの視察が目的だ。
 ベトナムのエビ養殖業は今や膨大な外貨を稼ぐ国の基幹産業の一つ。だが養殖池に大量に早く大きく育てる高密度養殖を続けた結果、エビの排泄物、食べ残しの餌などから水質が悪化して病気にかかり、さらに水質が悪化するという悪循環に陥っている。このため3年に1回ほどエビが死滅し1社で1億円ほどの損失に悩まされ、水質環境の改善が大問題となっている。
 同社の汚濁処理システムは、独自開発した世界最速の凝集材ステラパウダーを使用し、水と土などの浮遊物質を分離し、驚異的な速さで大量に浄水する。建設現場のほか発電所や漁協組合、ビール工場など道内外はもちろん中国、台湾など海外でも稼働し高い評価を得ている。
[ 今夏ベトナムのエビ養殖業者一行が、同社のジャストイン汚濁処理システム(写真後ろ)を視察した。 ]
【続きは本誌で】

[Popular Serial]
あっこの議会 珍道中
125回 第3回市民と議会の意見交換会


久保 あつこ

旭川市議会議員
やきとり専門ぎんねこ店主/旭川女性プラン研究会代表/ウィメンズネット旭川運営委員

10月21日から24日まで総務常任委員会視察に行ってきました。私たち委員長班は議員4名と事務局職員1名の計6名で、和歌山市(中心市街地活性化)・多治見市(総合計画)・長岡市(市役所の街なか移転と中心市街地のまちづくり)を視察してきましたのでご報告いたします。

自治法の縛りはなくても総合計画は必要

 現在の旭川市第7次総合計画は平成27年度で終了します。平成23年の自治法改生により、地方自治体には総合計画を策定する義務がなくなり、策定するかどうかは自治体の裁量となりました。とはいっても、やはり計画的な施策の展開と財政運営は必要かつ重要なことなので、旭川市は現在策定中の「まちづくり基本条例」の中に総合計画策定の根拠条文を盛り込み、次期総合計画を策定する考えです。そこで総合計画を「市政基本条例」に明記し、総合計画と市長公約の整合性を図るために計画期間を市長の任期に合わせて4年サイクルにしている多治見市を視察しました。

【続きは本誌で】

[Popular Serial]
知りたい 聞きたい 法律Q&A
57回 遺言書の書き方について(その2)

皆川弁護士の法律相談
旭川弁護士会所属弁護士 皆 川 岳 大

旭川総合法律事務所
旭川市3条通9丁目551-2(緑橋通)
TEL:0166-76-1087 FAX:0166-76-1187


今回は先月に引き続き、遺言書の作成方法について説明します。先月は自筆証書遺言の作成方法について説明したので、今月は公正証書遺言の作成方法について説明します。

1.公正証書遺言とは
公正証書遺言とは、遺言者が、公証人の面前で、遺言の内容を口授し、それに基づいて、公証人が、遺言者の真意を正確に文章にまとめ、公正証書遺言として作成するものです。
公証人とは、長年法律実務を経験した法律の専門家(裁判官や検察官等)の中から、法務大臣により任命された公務員のことをいいます。

2.メリット
公正証書遺言のメリットとしては、公証人の確認した上で作成されるため、後にその内容が無効とされる恐れが少なく、遺言者の希望通りの遺言内容の実現が期待できるという点があります。
また、公正証書遺言は、遺言者がその正本を保管しますが、公証役場では原本を保管することになるので、自筆証書遺言と異なり、紛失の恐れはありません。
さらに、公正証書遺言は、自筆証書遺言の場合に必要とされる家庭裁判所での検認という手続を経る必要がないため、相続開始後、速やかに遺言の内容を実現することができます。

 【続きは本誌で】

[Popular Serial]
北の自然・人
第333回

巨木の森を歩く

大雪と石狩の自然を守る会
代表 寺 島 一 男

 九月半ば上京した折、在住の友人が自然大好きな人たちに声をかけて、真鶴半島の散策を企画してくれた。
都心から近いところでは、丹沢や奥多摩くらいしか知らない私にとって、とてもうれしい企画だった。
この春、懇意にしている人たちが運営している「塚原の雑木林を守る会」が、創立一〇周年を迎えた。記念の植樹祭に招かれて、金時山が間近に見える南足柄市を訪れた。フィールドにしている雑木林は、箱根外輪山の北東に位置する台地にあった。
箱根火山は火山研究の模範の山といわれ、優れた研究がたくさんなされている。山の自然や地理が大好き人間としては、門外漢ながら興味は尽きなかったが、何せ現地に行く機会もなかったことから、気持ちは紙の上で踊るばかりだった。それが足柄を訪れたことで、急に身近になった。
真鶴半島もまた、この箱根火山に連なる場所だった。興味はますます募った。

[ 数百年にわたって天を支えてきた巨木]

【続きは本誌で】

[Popular Serial]
北の essay -エッセイ-
(235)

画家 吉田 一雄

――古伊万里――

 「古伊万里」(コイマリ)。南国の地名や陶産地に似た店の名まえだ。
四・五年前からコーヒーを飲んだりランチを食べにときどき店を訪れる。
外から見ると敷地が広く大きな家にしか目にうつらない。玄関も前と裏側の二ヶ所があり入りやすい店だ。一階のホールは突き抜けの天井で太角の柱が目につく。その空間は見ごとな空間を演じている。床、テーブル、イス、黒塗り仕上げで上品で落書きのある店内である。マキ暖ろの明りが店内のアクセサリーとなって心のイヤシが味わえる。
一部二階もゆったりとした階段を上ると一階と同様に店の空間が一変したかのように見ごとに演出されている。

[ 顔 ]

【続きは本誌で】

[Popular Serial]
北海道 不思議スポット
第12話

北の義士祭 宗派超えての義兄弟(砂川町)

1930(昭和5)年、北陸は金沢から砂川市空知太に皆上正学という浄土宗の僧が来て説教所を建てた。皆上僧は赤穂義士の熱烈な崇拝者で三年後の寺号公称も泉学寺とし、義士の魂を説いていた。
 
 二世住職・皆上誠信(正学の孫)が1953年(昭和28)年、祖父から寺を引き継ぎ、祖父の思いを東京の芝高輪の泉岳寺に伝え、47士の土墓の土を頂き、同寺と同じ配置にした墓石を建てたのがはじまりである。本家の泉岳寺は曹洞宗である。異なる宗派間との縁結びは異例中の異例。度量の大きさに感銘した誠信住職の思いは寺の名前まで。念願の寺号を「北泉岳寺」と改称の許しを得たのである。

【続きは本誌で】

[Popular Serial]
市民の健康ガイド [いろいろなノドの痛み]
のなか気管食道耳鼻咽喉科
旭川市神楽5条13丁目 TEL60−3333

院長 野中 聡

 今年は例年よりも早い時期に初雪に見舞われ、そろそろ耳鼻咽喉科の外来にも風邪をひいた患者さんが増える季節を迎えております。風邪の症状はくしゃみ、鼻汁、鼻づまり、ノドの痛みなどの上気道の症状以外に、多かれ少なかれ程度の差はありますが発熱や頭痛、全身倦怠などの全身症状をともないます。しかしこれらのいろいろな症状のなかでも、患者さんの多くはやはり「ノドが痛い」といった症状を訴えることが多いようです。さて、一般的に「ノド」といいますが、果たしてどの場所のことを示しているのでしょうか。咽(ノド)なのでしょうか?喉(ノド)なのでしょうか?あるいは咽喉(ノド)なのでしょうか?
 文章のはじめからこのような禅問答じみた話からはじまりましたが、多くの患者さんにとって「ノド」という場所は必ずしも同じ場所を意味していないようです。私は「ノドが痛い」と症状を訴える患者さんが受診された時には、具体的に「どこの場所が」、「どのように痛い」のかを確認するよう心がけております。
 風邪は一般的に鼻から声を出す部位である「喉頭」までの間の炎症と考えられ、実際には複数の部位に炎症症状が同時にあるいは時間ごとに徐々に出現します。多くの場合では風邪の初期症状として現れるノドの痛みは、「鼻とノドの間がヒリヒリする」といった症状が代表的で、ノドチンコの裏側(上咽頭)の粘膜が赤く発赤したり分泌物が付着する炎症が観察されます。また、風邪が治りつつある時などに「ノドがイガイガして痛い」と訴える患者さんでは、鼻汁が後ろからノドに流れ込んで痛み感を引き起こしていることが多く、この場合にはしつこく持続する咳などの原因ともなりうる「後鼻漏症候群」が考えられます。

【続きは本誌で】

[Popular Serial]
市民の健康ガイド [介護が必要な方の口腔ケアについて]
稲積眼科歯科医院
旭川市中常盤町1丁目 TEL24−6006
歯科医師 稲積 実佳子

 口腔ケアとは、広い意味では口腔清掃と口の機能のリハビリテーションなどのことをいいますが、今回は狭い意味での口腔ケア、つまり口の中の汚れを落とす事の大切さについて書こうと思います。
 介護が必要な方には自力で食事の出来る方、介助な必要な方、胃ろうなどの手段で口以外から栄養を取っている方、あるいは全ての歯を失って総入れ歯などをお使いの方、自分の歯の残っている方など様々な状況の方がいらっしゃると思いますが、いずれの方においても口腔ケアはとても大切です。
目的としては
1.虫歯や歯周病の予防
2.口臭を取り除く
3.汚れによる口腔粘膜の感染症の予防
4.味覚を保つ
5.気分を爽快にし食欲を増進する
6.肺炎などの予防
7.口腔機能の維持、回復
などがあります。
 初めて行う場合は、口の中に入った異物をうまく吐き出したり、嚥下などがうまく出来ない患者さんなどは危険な場合があるので、専門家に相談してから始めた方が良いでしょう。出来れば毎日、食後に行う事が理想ですが、ケアされる方の体調や気分のすぐれない時は無理しないで、少しずつでも長く続けて行けるような方法で行います。

【続きは本誌で】

[Popular Serial]
不老不死? ―人類永遠の夢― 
第33回

第四章 スピリチュアル

(15) 忍び寄る危機
「さあ、こっちへ来るんだ!」
そう言うと三浦義人は、力強く掴んだ井上恵子の左腕を引っ張った。
「いや!止めて!義人君しっかりして!」
恵子は義人が何かに取り憑かれたのを感じ、目を覚まそうと語気を強めて叫んだ。
「行くのよ!」
その声を打ち消すように、川崎沙紀が恵子の右腕を掴み引っ張った。
「……」
恵子は諦めて、2人に引きずられるように連れて行かれた。3人が祭壇の裏側へ回ると、
「上がるんだ!」
義人が恵子に命令した。祭壇の裏には階段が有り、祭壇に昇れるようになっていた。
「ここを昇るの?壊れそうだけど…」
恵子は今にも壊れそうな階段に躊躇した。
「大丈夫よ、昇りなさい!」
沙紀が躊躇している恵子の背中をドン!と押した。
「痛い!」
恵子はそう声を発して、諦めて昇った。
ギシ、ギシ。軋む階段を恵子は恐る恐る昇った。わずか5段の階段が100段にも思える程の時間と疲労感を感じた。
「…何…」
恵子は祭壇の上に昇ると肌に突き刺さるような嫌悪感に思わず蹲ってしまった。
「大丈夫?」
沙紀が無表情に声を掛けた。
「……」
恵子は何も言えなかった。
「直ぐに慣れるよ。さあ、立つんだ!」
義人も無表情に言い、恵子の左腕を掴み
力強く立ち上がらせた。








長根 忠人(ながね ただと)
医学博士。
旭川市内でサクラ咲くクリニックを開業。
09年に上梓した医療SFアクション小説『イプシスの刃』(文芸社)が好評発売中。
サクラ咲く ブログ( http://sakurasaku-c.sblo.jp)
ご意見・ご感想お待ちしております。

【続きは本誌で】


毎月25日発行 / 原稿締毎月10日
※当サイト内の掲載写真・記事の無断転載、無断複製を禁じます。
旭川市9条通9丁目2489-29 安田ビル3F
TEL:0166-25-5616 / FAX:0166-23-6500