グラフ旭川

第2回　
男山　純米大吟醸

　大雪山の伏流水と清酒醸造に最も適した厳しい気候風土から生まれる地酒、男山。
豊かな恵みと蔵元の技術の粋を尽くした「男山　純米大吟醸」は、1977年に日本酒で初めて世界酒類コンクールに出品して以来、37年連続で最高賞の金賞を受賞している。

櫻井 佳子さん

華道未生流　支部長

　高校卒業と同時に友人三人で、旭山の高野豊子先生にお花を習ったのが私の華道人生の始まりです。
　結婚して長女が一才になった時、同じ町内の未生流の金澤法子先生の門を叩き、茶道湖月流もすすめられ、以後、盛華、お生花、新生花、現代花、造形フラワーリビングと長い間ご指導頂き、私の基礎を作って頂きました。
　夫の転勤で風連に住むことになり、そこで代教授となり、お茶お花を教えることとなりました。生徒に指導しながらも、自らの勉強にと月に何度も先生の所に通いました。非常に造詣の深い先生でしたので、私に本を読むことと、色々な茶会に出て勉強することを教えて下さり感謝いたしております。

59回　
経営者の皆様、
弁護士を活用してみませんか！

皆川弁護士の法律相談
旭川弁護士会所属弁護士　皆 川 岳 大

旭川総合法律事務所
旭川市3条通9丁目551-2（緑橋通）
TEL：0166-76-1087　FAX：0166-76-1187

第335回

サケの群れを前にして（中）

大雪と石狩の自然を守る会
代表　寺　島　一　男

サケが群れをなして旭川の石狩川に戻ってきた年の春（二〇一一年三月）、下流にある深川市の石狩川で突貫工事が始まった。旧花園頭首工左岸に、新たに設けられることになった魚道工事である。
　頭首工とは、主に農業用水を確保するための取水堰のことだ。この堰がコンクリート堰として完成したのは、一九六四年（昭和三九年）である。高さが七メートルを超え魚道がなかったため、この年から上流への遡上が断たれた。
　旭川にサケを回復させるに当たって、最大の障壁になったのがこの花園頭首工だった。私たちの度重なる魚道設置の要望書や、サケの稚魚をふ化・飼育・放流していた子どもたちの知事や総理大臣宛の手紙などが功を奏して、二〇〇〇年三月に、右岸に魚道が設けられた。その三年後に、旭川でサケが初めて確認されたのである。

（238）

画家　吉田一雄

――街のかぜ――

この店を訪れるのは五度目ぐらいになる。宮前通りにあるCoach&Fourだ。たてられている位置もいいのか、買物公園などの人通り（人のにぎわい）と全く違うことに驚かされる。あの広い敷地内の大きな駐車場は満ぱい、二階まで行かないと置くことができない。小さいエレベーターもあり乗り下りする人の多さにびっくりしてしまう。そこに行くと誰が名づけたのか解らないが、まさしく北彩都あさひかわの言葉にふさわしい店内、外の風景である。

第14話

斜里岳龍神社のご加護 80余年間感謝怠らず（清里町）

1932年（昭和７）年、3年続きの日照り早害で農民は途方にくれていた。最後の望みとして農地の高台に龍神を祀り、“雨乞い”が農民の一致した声となった。さっそく稲わらで大蛇をつくり、6月29日の深夜に斜里岳8合目近くの竜が住む沼に担ぎあげ、大蛇を沼に泳がせた。不思議なことに祈願して下山をはじめたところ、急に雨が降りだした。その後は大きな豪雨で干ばつにも遭遇することはない。雨乞いの御利益様々である。

医療法人社団　山田眼科
旭川市豊岡4条3丁目　TEL31−6222

理事長・院長　大谷地　裕明

流涙症とは
　目が潤んで涙がたまる状態を涙目、更に目じりや目頭から零れ落ちる状態を流涙症と言います。涙が邪魔になり、かすみ目の原因となり、時に目じりや皮膚がただれたり、涙嚢に感染を起こすと目頭が赤く腫れることもあります（涙嚢炎）。流涙症の定義はまだ確定されていませんが、「さまざまな要因による涙液量の増加を伴う慢性疾患であり、眼不快感や視機能異常を伴う」という定義が提案されています。

原因
　従来、流涙の原因は分泌性流涙と導涙性流涙に分けられていました。分泌性流涙の原因として睫毛内反（逆さまつげ）、結膜炎、角膜びらん、アレルギー性結膜炎、ドライアイなどがあり、導涙機能障害として、1）機能的導涙障害（眼瞼外反症、眼瞼弛緩症（瞼が下がる）、結膜弛緩症（白目がたるんで角膜にかぶさる）、顔面神経麻痺、２）涙道狭窄などがあります。

（写真1）

（写真2）

（写真3）

第35回　

第四章　スピリチュアル

（17）洞窟の戦い
　井上恵子は、鎌倉にある薄暗い洞窟の中で異形の者と対峙していた。青白く輝く舞台の上で、鎧武者に襲われていた。恵子は霊媒師の妙蓮から貰った数珠と呪文を唱えて、鎧武者の太刀から放たれた攻撃を何とかかわしていた。
　しかし、一緒に洞窟に入った友人の川崎沙紀とその従兄弟である三浦義人が、着物姿の妖しい女に操られて、恵子の右脚に義人が左脚に沙紀がしがみ付いた。その為に身動きが取れなくなってしまった恵子は、鎧武者の攻撃に思わず叫んでしまった。その時、
『我が魂の声を聞け！』
とあの声が恵子の心に聞こえて来た。恵子はその声に自分の魂を重ねた。
「うおー！何だ？」
恵子に太刀を打ち下ろそうとしていた鎧武者は、突然まばゆい光が恵子を包んだ事に驚いて叫んだ。
「ウギャー！」
沙紀と義人を操っていた女が、突然この世のモノとも思われない叫び声を上げた。恵子は身動き出来るようになり、後ろに飛び退いた。
　ドゴーン！大音響と共に青白い炎が上がった。恵子がたった今いた所に、鎧武者の太刀が打ち下ろされていた。一瞬の差で恵子は攻撃をかわす事が出来た。まばゆい光のお陰で、鎧武者が躊躇した為に恵子は助かったのだ。