グラフ旭川

突然お蕎麦が食べたくなる時がある。
そういう時は、ラーメンやうどんじゃだめ。
絶対に蕎麦でなくてはならない。
喉越しの良いコシの強い、
香りのいい蕎麦に出会うと嬉しくなる。
蕎麦つゆも甘過ぎず、
カツオの香りが思い切り鼻に抜けて行くのが好き。
年末も近づいて来たので、
美味しいお蕎麦屋さんをご紹介します。
細く長く、来年も幸せでありますように。

第12回　
Ｂａｒ 真
カクテル


　旭川市は栃木県宇都宮と並んで、「カクテルの街」として、まちおこしに一役かっているのをご存知だろうか。特に、旭川市内にはカクテルの世界大会や国内大会で優勝経験を持つ優秀なバーテンダーが多い。
　3・6界のビルに店を構える「Ｂａｒ 真」の渡邊忠さんもその一人。2003年のオープン以来、誠実な人柄と果物を使ったフレッシュなカクテルの味を求めて通う常連客も多い

伊東 杜志子さん

�巨_居寿々蘭の里
グループホーム「喜」 代表取締役

　長年、経理の仕事をして来ました私が介護の運営に携わりましたのは平成16年の事です。
　子供が福祉大学からその道に、また、平成12年にボランティアをしたくてホームヘルパーの資格を取得したり、人の面倒を見ることが大好きで、多少（？）お節介やきの性格を見抜いた上司から、介護の仕事にぴったり、また、親友等から「一番貴女らしい仕事」と言う言葉に後押しされた事もあり、この道に進む決心を致しました。
　祖父母と共に生活をしておりましたので、高齢者と接する事には何の違和感も無く、この仕事をさせて頂く上で役立ちました。

69回
交通事故の後遺症による逸失利益

皆川弁護士の法律相談
旭川弁護士会所属弁護士　皆 川 岳 大

旭川総合法律事務所
旭川市3条通9丁目551-2（緑橋通）
TEL：0166-76-1087　FAX：0166-76-1187

第345回

優れたサケの役割

大雪と石狩の自然を守る会
代表 寺島一男

　サケの嗅覚は犬の数万倍というから驚きだ。秘密は鼻の構造にあるらしい。サケの頭をよく見ると、眼のすぐ先に左右一対の穴が開いている。それぞれ二つの穴からできていて、前の方を前鼻孔、後ろの方を後鼻孔という。
　前鼻孔と後鼻孔はつながっていて、サケが泳ぐと前鼻孔から水が入り後鼻孔から出るしくみになっている。おもしろいのは鼻腔の奥（底面）にあるニオイ細胞の仕掛けだ。表面に繊毛と呼ばれる細長い毛がたくさん並んでいる。
　水に溶け込んでいるわずかなニオイ物質をキャッチするには、水をただ通過させるだけでは難しい。そこでこの長い毛が活躍する。水が入ってくるとこれを盛んに動かして波立たせ、ニオイ細胞とニオイ物質の出会うチャンスを高めているという。

ギャラリーシーズ オーナー 久木 佐知子

戦没画学生慰霊美術館「無言館」

　「無言館」をご存知でしょうか。長野県上田市にある小さな美術館です。
　先の日中戦争、太平洋戦争で召集され、画家になる夢を果たせぬまま遠い異国で戦死した美術大学生や、独学で絵を学んでいた絵描きの卵たちの油彩画や日本画、彫刻の他、愛用の絵筆やスケッチブック、戦地から家族に宛てた絵手紙など遺品が展示されています。
　　
　今年2月から4月にかけて、《生命の絵》展と題して戦没画学生慰霊美術館「無言館」の所蔵作品展が道立旭川美術館で開催されました。ご覧になられた方も多いと思います。

[ 10月30日に開催された窪島誠一郎氏の講演会（上川調査設計協会主催）。 ]

第24話

魚染の滝の伝え　一夜にして出来た滝（三笠市）

　三笠市幾春別は炭鉱で栄えた町。北海盆踊り発祥の地でもある。いまも跡地には立鉱が残る。町の脇を流れる幾春別川にきれいな滝が「魚染めの滝」である。

　1889（明治22）年、曲がりくねった川を直線にしようと、切り替え工事中、未完成の水路が洪水のため、水圧で一夜にして開通した。軟弱な岩盤が激流に堀り下げられ滝となった。夏は緑に、秋は紅葉を映した滝つぼに群がる魚が緑や赤に染まることから名づけられた。

のなか気管食道耳鼻咽喉科
旭川市神楽5条13丁目　TEL60−3333

院長　野中　聡


　例年よりも色どりの鮮やかな紅葉を見とれている間に、大雪山連峰は初冠雪を迎え旭川にも初霜、初氷、初雪の季節がやってきました。一日の寒暖差が大きくなると、そろそろ耳鼻咽喉科クリニックの外来にも風邪をひいた患者さんが増えてきます。風邪の症状はくしゃみ、鼻汁、鼻づまり、ノドの痛みなどの上気道の症状以外に、多かれ少なかれ発熱や頭痛、全身倦怠などの全身症状もともないます。これらの多彩な症状のなかでも、やはり患者さんの多くは「ノドが痛い」といった症状を強く訴えるようです。さて、一般的に「ノド」といいますが、果たしてどの場所のことを示しているのでしょうか。多くの患者さんが「ノド」と表現する場所は、必ずしも同じ部位を示していないようです。私は「ノドが痛い」と症状を訴える患者さんが受診された時には、具体的に「どの場所が」、「どのように痛い」のかを確認するよう心がけております。

第45回　　長根忠人

第四章　スピリチュアル

（27）魂の叫び
　静岡県裾野市に在る『富士荘』の奥座敷。井上恵子は、この旅館に居ると言われている『座敷わらし』と再び出会うことが出来た。今、座敷わらしと呼ばれている存在が、恵子に近づいて来ていた。恵子の心臓は期待と畏れの為に早鐘を打つように心拍数が上がり、苦しくなっていた。
「…」
　座敷わらしは、無言で恵子の寝ている布団の前で止まった。恵子には、彼の気配は感じられたが、姿は見えなかった。
「どうしたの？姿を見せて…」
恵子は彼？に声、魂からの波動を送った。
「…君の波動が乱れ、弱まっている。僕の声は聞こえないかも知れない…」
微かな声らしきものが、恵子の心に届いて来た。
「…又駄目か…。今日こそはと思ったのに…」
恵子の心に微かに彼の落胆する声が届いて来た。
「…どうすれば…」
恵子は、折角廻って来たこのチャンスを逃したくなかった。しかし、焦れば焦るほど益々心が乱れてしまった。言葉だけでなく彼の存在すら感じられ無くなって来た。
「ああ、どうすれば…」
恵子は無意識のうちに両手で印を結んでいた。今は亡き、妙蓮の言葉が心に聞こえて来た。
「恵子ちゃん。焦っては駄目。そういう時はドンと構えて丹田に集中し、呼吸の乱れを整えるのよ」
「はい、妙蓮様」
恵子は無意識のうちにそう答え、妙蓮との修行を思い出していた。