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私の旭川。 イラストレーター・小川 けんいち


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思い出の中の写真シリーズ NO.410 記憶の中の1ページ

川村 菜穂さん

(一財)小原流旭川支部 支部長

 私が「いけばな」を教えるようになって今年で33年ほどになります。
 「いけばな」の師匠というと未だに、和服を着て畳の上での「お稽古」をイメージする方も多いようですが、生け花を未婚女性の花嫁修業にしていた私世代は絶滅した感があり、洋間のリビングでチュニックにパンツ姿でのお稽古というのが昨今の姿です。
 私の師匠で前支部長の井上豊則先生のお導きをはじめ、「壺屋総本店」の村本洋専務(当時)との出会い、私の処で「いけばな」を楽しみに通ってくれる生徒の皆さんに支えられて何とか「先生」と呼ばれる立場に居させて貰っております。


小原流旭川支部創立70周年記念花展作品
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第90回 IPPIN 旭川・道北の逸品

(株)鷹栖町農業振興公社
オオカミの桃deお酒 トマトリキュール
「リコピナージュ」

 鷹栖町の特産品であり、全国区の人気を誇るトマトジュース「オオカミの桃」。もともとは鷹栖町民の冬場のビタミン不足を補うべく、当時町内で豊富に栽培していたトマトをジュースにして飲もうと作り始めたものだが、1983年の一村一品運動イベントでこのトマトジュースを「オオカミの桃」と命名し、初出品。


どれほどトマトの風味が強いかと思いきや、意外にもプラムやスモモを思わせるフルーティな甘さと爽やかさ。後味にほんのりトマトの香りを感じる、洗練されたリキュールだ。水割りやロック、ソーダ割りも美味しい。
720ml 1,980円(税込)
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上野ファーム12ヶ月 花が教えてくれること vol.50 ガーデナー・上野 砂由紀

北国でこそ美しい薔薇の魅力

 ガーデンがもっとも華やぐ季節がやってきました。次々と初夏の花が咲き、6月中旬くらいになると薔薇の花も咲き始めます。
 薔薇は、全国どこでも育てられ、愛好家の多い花です。ハマナスのように強健な薔薇もありますが、雪国では雪の重みで薔薇の枝が折れることがあり、また寒さに弱い品種も多く雪囲いが必要な場合もあります。


上野ファームの薔薇は、6月下旬くらいからピークを迎える。
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ぶらりいい店 vol.35

「 生姜ラーメン みづの 」
独自の味を守って約50年

 旭川ラーメンは豚骨と魚介のダブルスープによる醤油味と言われるが、最近はそうでない店も増えてきた。しかし長年、独自の味を守り続けている「生姜ラーメンみづの」は、その先駆者と言える。
 ロータリーと旭橋の間にある常盤通に、昭和の雰囲気のままに佇む店は、旭川市民なら一度は目にするのではなかろうか。暖簾をくぐると、人のよい店主・水野龍司さん夫妻が温かく出迎えてくれた。



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法律Q&A 第147回 旭川の弁護士の法律相談

旭川弁護士会所属弁護士 皆 川 岳 大
旭川弁護士会所属弁護士 青 山 和 志

旭川総合法律事務所
旭川市3条通9丁目551-2(緑橋通)
TEL:0166-76-1087 FAX:0166-76-1187

▲皆川弁護士 ▲青山弁護士

相続ってどうすればいいの?

Q 先日、相続登記が義務化されるというニュースを見ました。私は、祖父名義の家に住んでいるのですが、祖父も父も既に他界しています。家を私の名義にしたいのですが、どうしたらよいのでしょうか。
(50代男性、旭川市)

A 今回は、不動産の相続についてのご相談です。相続登記の義務化については成立したばかりですので、具体的な内容がわかった段階で解説します。
1 相続のプロセス
 相続が発生しその遺産を引き継ぐには、相続人が誰であるか特定し、相続人全員で遺産の分け方を決めなければなりません。遺産の分け方を決める方法としては、遺産分割協議、調停、審判の3つの方法があります。ちなみに、故人が遺言書を残していた場合には遺言書が優先することになります。


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北の自然・人 大雪と石狩の自然を守る会代表 寺島 一男

第423回

クリーンウォークの中で

 桜が終わり、木々の新緑が目に染みるようになった。いち早くパステルカラーで川筋を彩った水辺の緑も、日々刻々とその濃度を変えている。
 市内を流れる河川の中で、忠別川の緑は美瑛川に次いで色濃い。雪解け水が流れるこの時期、たくさんの養分や土壌も一緒に運ばれるため水の透明度は落ちるが、それでも晴れると青い空を映して春の生気を嬉々として伝える。
 忠別川のほとりを歩くと、その清流と緑の梢の上に、まだたっぷりと残雪を抱えた大雪山や十勝岳の山並みが浮かぶ。この瑞々しい風景は、北国の春のみが持つ特権なのかも知れない。

クリーンウォークに集まった市民(神楽岡公園)

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不老不死? ―人類永遠の夢― 長根 忠人
第123回

第四章 スピリチュアル

(105)再会
「桔梗様。これから修行の間に行きますので宜しくお願いします」
 滝の祠から戻って、多恵は毎日『福寿会』の社の奥座敷にある、修行の間に籠っていた。
「はい、多恵様。代わりに巫女の仕事を務めさせて頂きます」
桔梗は、命じられるまま、人々の相談や治療をこなしていた。
「多恵ちゃんは、少し優しくなったかしら?でも、毎日……」
桔梗は、多恵の態度が優しくなったのに安堵していたが、多恵から感じられる波動が日々重苦しくなっているのが気になっていた。
「…早く、福之輔様が御戻りにならないかしら」
庄屋に命じられて、出かけた福之輔がひと月も戻らないでいた。
「何か有ったのでは?」
桔梗の心は不安に押し潰されそうだった。

「……」
多恵は修行の間で瞑想を続けていた。
「どうだ。何か、感じる物は有るか?」
多恵の心に声が聞えて来た。
「はい。神仙様。桔梗の心の叫びが感じられます」
「うむ。桔梗はお前の態度に安心しているようだ。そして、福之輔とやらの事が心配で今にも心が折れそうだな。頃は良し。庄屋も焦れているようだから、そろそろ始めるぞ」

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『目に見えない敵』との戦い

こんの優眼科クリニック
旭川市曙1条6丁目2-1 TEL25-8341

院長 今野 優

 新型コロナウイルス感染症による世界的パンデミックの中で、医療にも大きな影響が及んでいます。
 新型コロナウイルスに感染しないため、感染させないために、眼科クリニックにおいても細心の注意を払っています。
 相手が『目に見えない敵』ですので、万全の体制と言い切ることはできませんが、「うつらないように」「うつさないように」と出来ることを確実に徹底的に行っています。

1. スタッフ全員のマスク着用
 マスク着用で表情が分かりにくい、声が聞き取りにくい、というご不便をおかけすることにはなりますが、感染対策にご理解ください。検査・看護スタッフは、患者さんとの距離が近づきますので、フェイスガードも着用しています。受診の際には、マスク着用でご来院いただき、院内でもマスクは外さないようにお願いしています。


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のどと鼻の間が痛い、肩こり、頭痛など多彩な症状を来す上咽頭炎

富山耳鼻咽喉科医院
旭川市本町2丁目 TEL51-0515

院長 富山 知隆

 『上咽頭』?聞いたことがない方がほとんどだと思います。
 上咽頭は鼻の一番奥で、のどとの境目にあるため(図1)、鼻からものどからも直接見ることは困難です。のどが痛くて病院を受診しても耳鼻科用の細い内視鏡で検査しなければわかりません。
 急性の炎症はまだ良いのですが、慢性的に炎症を起こしている時には内視鏡で検査してもわかりにくい場合がしばしばです。この部位はリンパ組織が風邪や体調の悪い時などに炎症をひき起こし易く、とても多彩な症状を来たします。あーんと口を開けて診察してもわからないため、診断されない傾向があります。

図1

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マダムケロコのケロ味シュラン

新しくオープンしたお店に行ってみよう編

コロナの影響で、あまり人が出ていないのですが……
でも美味しいお店には行ってみたいし、テイクアウトもしてみたい。
最近オープンしたお店も何店かあり、
行ってみたら、これが素敵なお店ばかり。ぜひ行ってみて下さい。

ジャム&カフェ タムジャム
ハンバーグ(ライス、サラダ、ミニデザート、ドリンク付) 1300円

ジャム&カフェ タムジャム

東川町西3号北12
TEL:0166-67-2729
営/午前11時〜午後6時
休/火曜日


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私の美術散歩ギャラリーシーズ オーナー・久木 佐知子

「歌川広重 二つの東海道五拾三次」で、旅の追体験を

 新緑が眩しい季節を迎えました。初夏の風に誘われて、旅に出かけたくなる気分ですが、今は我慢、我慢。そんな中、鑑賞するだけで旅の追体験ができる展覧会にご案内いたしましょう。道立旭川美術館で6月27日(日)まで開催される「歌川広重 二つの東海道五拾三次」です。
 江戸後期の絵師・歌川広重(1797〜1858年)の代表作「東海道五拾三次」は、江戸と京都を結ぶ「東海道」を舞台に、53か所の宿場町と起点の日本橋、終点の京都・三条大橋を含めた全55図による浮世絵木版画の連作です。


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写真にみる私の文学人生東 延江

(3)百田宗治祭忌とアンタロマの人々

 安足間は、私が十二歳から十年間過ごした中愛別の隣村だ。中高生の私にとっては、中愛別と比べると安足間はずっと賑やかなところに見えた。
 私が中学生の頃に、上川から愛山渓温泉までバスを通すための試運転をすることになり、当時、いとこの御主人が層雲峡交通の運転手をしていたバスに私と弟二人、いとこの五、六人を乗せてくれることになった。
 バスに乗せてもらうということで私達は大喜びだったが、そのときの道路はバス一台がやっと通れるほどで、時々立木がバタバタと車体を叩いた。大小の石がゴロゴロある道路を走るバスはがたがた揺れ、私達は座っているのがやっと。温泉に着いたときには皆酔っ払い状態だった。

愛山 万葉寺歌会・アンタロマ句会 平6.7.17 安足間・万葉寺仏舎利堂
前列左より東延江、梅沢勇、中山円融
後列左より小川みつ子、中条愛子、白川照道、柳橋正秀、柳橋尚寿、高橋岩雄

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