グラフ旭川

旭川弁護士会所属弁護士　皆 川 岳 大
旭川弁護士会所属弁護士　青 山 和 志

旭川総合法律事務所
旭川市3条通9丁目551-2（緑橋通）
TEL：0166-76-1087　FAX：0166-76-1187

第454回

初秋の裏磐梯で

　東京の友人たちと一泊二日の裏磐梯探勝を楽しんだ。毎年、ところを変えて十数年も続いている小さな旅だが、コロナ禍で一休みしている間に、早くも三年が経っていた。集まった五人のメンバーは、以前にも増して元気でうれしかった。
　八重洲から裏磐梯の桧原湖までは、ほぼ三〇〇キロの道のりだが、直行の高速バスが走っていて五時間ほどで到着する。バス中の道中も愉しいから時間は全く気にならない。

第154回

第四章　スピリチュアル

（136）新たな謎
「恵子ちゃん！待つんだ！」
三浦義人は、いきなり広場の大木に向かって走り出した井上恵子を追いかけた。
「……」
恵子は、無言でまっしぐらに大木に向かって走っていた。それは、何かに引き寄せられるように。
「くそ！何て速さだ！」
義人は、恵子の常人離れの速さに驚いていた。
「危ない！」
義人は、視線を感じていた森の中、三方向から跳び出す物を見つけて思わず叫んだ。
「グウォー！」
それは、大きな鹿、猪、ひと際大きな熊だった。
「何故、縁も所縁も無い獣が…」
義人は、その関係性の無さに驚いた。しかし、
「眼が…、そうか！憑依されているのか！」
義人は、悟った。獣達の眼が異様に赤く輝いているのが分かったから。
「『時空の祠』の結界の乱れが、影響して異常な状態になっているんだ！」
義人は、恵子の方を見た。
「よし！大丈夫だ！」
恵子は、大木の周囲の石で出来た結界らしき物に到達しようとしていた。

イギア 旭川市5条通8丁目旭川はれて内 TEL：090-1169-1879 営／午前11時半〜午後10時半 　　(LO午後10時) 休／水曜日

2024年　話題の展覧会

　今年話題の展覧会をご紹介いたしましょう。
　20世紀最大の巨匠のひとり、アンリ・マティス（1869〜1954）の「マティス　自由なフォルム」が2月14日から5月27日まで国立新美術館（東京・六本木）で開幕します。
　マティスは後半生を南仏・ニースで過ごし、さまざまな色が塗られた紙をハサミで切り取る「切り紙絵」技法で新たな芸術表現を切り拓きました。今回はこの切り紙絵にスポットをあて、マティス芸術の集大成として建築、室内装飾を手がけたロザリオ礼拝堂が展示室内に再現されます。

いつも一緒の旅仲間

　「ぶさかわ」をはじめ「◯◯かわ」言葉は今や市民権を得ていますが、北海道には「きもかわ」に相応しいキャラクターがあります。若干「エロかわ」要素も含まれる『まりもっこり』です。札幌在住時、車のキーホルダーに彼を使用していて、どこに行くにも一緒でした。最近はすっかりお土産で見なくなった彼でしたが２０２１年初夏、正にご当地の阿寒湖畔のお土産屋に大勢生息しているのを見つけました。そして感激した私は、彼らを大人買いしていました（写真�@）。

旭川郷土史ライター＆語り部
那須 敦志

戦前のグーグルマップ�A

　前回に続いて、昭和10年代に撮影されたと思われる航空写真をご紹介します。まずは画像�@、画面中央を縦に走るのが1条通、直角に交差する大きな通りが現在の富良野国道（国道237号線）です。2つの通りの交点から左下方向に目を移しますと大谷別院があります。今と同じ位置ですね。
　面白いのは、前回も紹介した画面右上の青雲小学校と日赤病院のさらに右側。川のようなものが写っていますが、これ切替工事後の牛朱別川の名残なんです。

第６回「手」
作者／木内 禮智（１９７２年作）ブロンズ
場所／８条買物公園

　木内禮智作ブロンズ像「手」は旧拓殖銀行から寄贈された作品です。買物公園リニューアルに合わせて４条から８条買物公園に移設されました。
　巨大な手は左右対称で噴水と合わせて設置されていることから手の噴水として市民に親しまれています。